宮里藍ちゃんが、「I am here.」という本を出しました。アメリカへ渡ってしばらくしてからの突然のスランプ。その理由やアメリカで経験した数々のことが語られ、藍ちゃんの素顔が見えてくるような本でした。なんというか爽快感もあれば、感心させられるものもあったり、とにかく23歳の女性の書いた本とは思えないものです。
最後の締めくくりにある「もうすこし待ってください。いずれアメリカで優勝します」という言葉は、スランプを脱しつつある藍ちゃんからにじみ出る確信的な何かがありそうで、今シーズン実現されるのではないでしょうか。
現在、全英女子オープンで、2日目を終え、不動さんが単独首位。藍ちゃんは、3打差の7位です。これはもしかしてもしかして・・・
最後に本の終盤にあった藍ちゃんの言葉を紹介したいと思います。今、こういう言葉が本当に心にしみる今日この頃なんです。
「右肩上がりで、何の挫折もなく成長する人間はきっといないでしょう。誰もが壁にぶつかり、それを乗り越えて前に進んでいるんですよね。ジャンプする前にしゃがみこむように、飛躍の前にはもがく時間が必要です。試練はきっと成長のチャンス」
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