
阪神の不動の四番にして、連続試合フルイニング出場の世界記録保持者の金本知憲さんの本を読んだのですが、これがまたすがすがしいというか本当に爽快にさせる本でした。これぞ、アスリート!あっぱれですね。
出版社の紹介サイトから少し引用して内容のあらましを記載しますね。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200809-02/
【内容】
2001年以前、毎年のように最下位を争っていたのが嘘のように、2003年、2005年と優勝、その後も毎年のように優勝争いを繰り広げ、今や常勝軍団への道を着々と歩みつつある阪神タイガース。今年も、2位以下を大きく引き離し、首位を快走している。その中心選手として、精神的支柱として、4番に君臨し続けるのが、金本知憲選手である。金本の存在なくして、阪神の躍進はありえなかった。骨折や半月板の損傷にも負けずにグラウンドに立ち続ける"アニキ"の姿は、選手たちに、ファンに、大いなる勇気を与えてきた。最近は、金本の影響で、他の選手たちも少々の怪我では休まないし、走塁面での積極性にも目を見張るものがある。何より、戦う集団としてチームがまとまり、野球の質が明らかに変わった。金本知憲とはいかなる選手なのか。阪神に何をもたらしたのか。その野球人生、肉体、精神、リーダーシップの秘密に迫る。40歳にしてなお第一線で活躍し続ける金本の強いリーダーシップや、精神力は、混迷の時代を生きるビジネスマンにとって大いに参考になるだろう。そして、金本選手の戦いぶり、生き様は、ビジネスマンという枠を超えて、あらゆる人々に勇気や生きる力を与えるに違いない。
【著者紹介】
金本知憲 (かねもと ともあき)阪神タイガース外野手。広島県広島市出身。1968年4月3日生まれ(40歳)。広陵高等学校、東北福祉大学で活躍後、91年ドラフト4位でプロ入り。広島東洋カープから阪神タイガースへ移籍。904試合連続フルイニング出場の世界新記録を達成。推定年俸は、5億5000万円となり、日本人選手としてプロ野球界トップ。08年、400号本塁打と2000本安打を達成し、名球会入りが決定。
そして、いつもの通りに気にいったフレーズはこちらです。
・プロとして報酬を受け取っている以上、二十四時間、三百六十五日、プロとしての意識をしっかり持ち続け、仕事はきっちりしたい。プロとしての責任をまっとうするために、体が動くかぎり試合に出場するのは、自分の義務であり誇りに思っているのである。
・歳を重ねて成長するもの・・・それは精神力に他ならない
・たがいの傷をなめあうのがチームワークではない。それはアマチュアなら美談になるかもしれないが、プロがすることではない。
・怒られるのが怖いからやるなんて犬と変わらない。
そして、一番ささったエピソードは、巨人の木佐貫から頭にデッドボールを受けた直後の対応でした。慌てて謝りにきた木佐貫に金本は「気にするな、どんどん投げてこい」と言ったそうです。これはデッドボールをきっかけに自信をなくしてしまう若いピッチャーがいるため、才能ある木佐貫がつぶれないように配慮した言葉だそうです。本当に気持ちのいい男ですね。