トップページ > 社長ブログ > お薦め本 > 浜口友一著「社員力」第5章について

Award on Rails 2007 Ruby Job Information
AoR2007参加者ブログ一覧
Webエンジニアの武勇伝 第8弾 古庄道明親方
Rails2,0について
きたみりゅうじ著「シスタン」
京都暗記帖なる本をGET!
koisan [10/05 07:41]
川井健史 [10/06 01:53]
増井雄一郎さんによる「PHPプログラマの為の Ruby on Rails入門セミナー」を開催しました!
koisan [10/01 07:04]
川井健史 [10/05 02:35]
JR新橋駅烏森口に看板広告が出ました!
koisan [08/23 12:36]
koisan [08/25 18:05]
川井健史 [08/26 12:00]
2007年05月22日
浜口友一著「社員力」第5章について

社員力.jpg
第5章の「現場からの変革」で語られていること。

以下、少し抜粋します。エンジニアが現場で直面しているある意味、構造的問題に関わる重要な話です。負のスパイラルといっていいかもしれません。


 ミッションクリティカルな業務の中では、個々人が詰めて仕事をせざるをえず、納期に間に合わないからと若手がさまざまな研修の機会を棒にふることになったり、あるいは上司や同僚と直接の業務以外でのコミュニケーションをとることさえ時間の無駄と考えるようになったり。そんな場面が出てきていることが、私はとても心配なのです。
 仕事に生まじめに取り組めば取り組むほど、視野をせばめてしまう。与えられた業務をきちんとこなすことが、個人の思考や行動の自由度を犠牲にすることのうえに成り立っているのであれば、このトレードオフは社員のためにも会社のためにもなりません。なによりもこうした状況下で成功が長続きするはずがありません。(P90L6~L14)


さらにしめくくりで以下のようなことが書かれています。


会社が成長するためには、このような広い視野が必要なのです。外に向かって視野を広げることで、人は内に向かっても視野を深めることができるのだと思います。そうやって、それまでの殻を破ってより柔軟な思考と行動を手に入れることが、社員の成長につながり、さらにはボトムアップの変革の推進力となるはずです。(P92L3~L6)


「仕事に生まじめに取り組めば取り組むほど、視野をせばめてしまう。」という部分がなんとも生々しく、そして痛ましいと感じます。事実、ウェブキャリアのエンジニア達もこのパラドックスに陥っている可能性が高い。

考えさせられるし、皆にも考えてもらいたい問題です。

10:35



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.web-career.com/cgi-bin/bizmt/mt-tb.cgi/383




コメント

コメントしてください

情報を保存しますか?




Ruby on Rails
お薦め本
よちよち”Ruby”プログラム学習日記
クライアント紹介
ゴルフを極める
フリーブログ
ラーメン人生
リクルートの話
京都ぶらり旅
今日出会ったエンジニア
言葉に感じる
起業日記
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
経済ジャーナリスト下園剣矢の最新情報
MATZにっき
歌代和正さんのブログ
株式会社ケイビーエムジェイ 技術コラム
株式会社ケイビーエムジェイ CTOブログ
ハマっち!
■copyright(c)2006 Web-Carrer Inc. All Rights Reserved
ホーム