6月4日号の日経ビジネスでセレッソ大阪前監督の都並敏史さんの話がでていました。
都並さんは、昨年の12月20日にJ1復帰を託され監督に就任。それからわずか半年もせずにチームの業績低迷を理由に解任されました。
主力だった選手の移籍などがあり、戦力ダウン、若手の台頭を待っていた時期ということもありますが、都並さんが、下位低迷の状況を真摯に受け止め、プロとして高い報酬をもらっている以上は、当然のことと解任についても前向きな捉え方をしていていました。
都並さんの話の素晴らしいところは、自分自身の解任を自分自身のとどめないところでしょうか。こんな風にコメントしています。
ある意味、今回私が電撃的に解任されたことが、選手にとって教訓になればとも思っています。プロなんだから不要になれば捨てられる。それが当たり前の世界に君らはいるんだということを、自ら体現しました。
経営の世界もプロの世界だと思います。あらためて都並さんのような覚悟がいると感じました。
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