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2007年06月06日
浜口隆則著「戦わない経営」


知人がレビューを書いていたのを見て購入しました。

すごい経営することを楽しんでいる方というのでしょうか。仕事をすることを楽しんでいる方だなというのが第一印象でした。そういう人って周りにどれくらいいるんだろうか? そもそもそういう風に思えるのって、能力、思考力? それとも鍛錬とかでなんとかなるものなの? みたいな気持ちが大きい感じがしました。

私自身は、大学時代から仕事をしていますが、それこそ楽しんできました。そしてリクルートでも今も仕事を愛し楽しんでいます。でもそういう部分に共感してくれる人って少なかったので、この本は少なからず共感できて嬉しい部分がありました。

もう1点は、経営はすべて自己責任という部分。こちらも常に意識しているのですが、これもなかなか共感いただける方が少ない。経営に限らず、自分自身のまわりに起こっていることはすべて自己責任ではないかというのが私の見解です。

実は、そう思うとストレスがたまらないんです。自分でなんとかすれば打破できると思うからでしょう。環境のせいや他人のせいにするとコントロールできないという思いがストレスになるんだと思うのです。

浜口さんの本では、「雪が降っても自分の責任」というコンテンツがあります。


「また雪が降っちゃったよ、これでお客さん減るな・・・・・雪のせいだ」
雪が降ると雪をいいわけにしてた。
そんな時のビジネスは、まったくうまくいっていなかった。ギリギリの状態だった。
それでも、雪は降り続ける。次の日も、次の日も。
いいわけをしても、雪は容赦しない。
状態はどんどん悪くなる。
そうやって追い込まれて、初めて覚悟ができた。
「雪をいいわけにしても、何も変わらない」
「雪が降っても自分の責任」
そう、覚悟した。
すると、不思議なことに、すぐに雪はやんだ。
さらに、不思議なことに、大きな仕事も入ってきた。
その日を境に、すべてが変わった。
自分のビジネスも、人生も。
「人生で起こるすべてのことは、100%自分の責任」
自分の人生をしっかり受け入れると、
神風が吹くようになる。

まさにその通りだと思います。
まあ、なかなかその境地になるのは難しいですが、特に経営者には必要なことだと思います。

他のコンテンツは一貫して、まだ競合のいないマーケットに新規事業を展開すべしというものでした。ブルーオーシャン戦略におけるポジショニングという話と一緒ですね。

それはそれとして勇気のいただける本。読みやすい本だと思います。浜口さんの人柄がにじみ出ている素敵な本だと思います。

10:52



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