終戦記念日が近いからなのでしょうか。渋谷で立ち寄った本屋に、水木しげるの「総員玉砕せよ!」が目立つようにおいてありました。ついつい手がでて買ってみたのですが、水木さんの実体験に基づいているだけあり、かなりリアリティのある心理描写が生々しすぎて、ちょっとショッキングでもありました。
物語は、ラバウル島戦線の前線で、本体10万人のために犠牲になった500人のニューブリデン島での玉砕~聖ジョージ岬での悲劇をめぐるお話です。
ラバウルの本隊を守るために時間をかせぐ玉砕。兵隊を消耗品としか思っていない参謀本部。戦争だから正当化されたものがあり、また、戦争が露わにさせた人間の醜い部分、美しい部分が見事に描かれています。久し振りに読みごたえのある漫画だったなと思いました。
しかし終戦記念日も年々風化してきているように思えます。終戦記念日そっちのけでオリンピックだったりもしますしね。。。戦争を語り継ぐことの重要性が毎年叫ばれていますが、あと10年で本当に風化してしまうのではないかとも思えます。
命を懸けて今の豊かな暮らしの基礎を作ってくれた先人への感謝の気持ちは忘れないでいたいものです。










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