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Engineer25 第7回 樋口 智裕氏

川井:その後、樋口さん自身はどうされたんですか?
樋口:大学卒業と同時に会社をやめまして、そこらか半年ぐらい個人事業主として仕事をして、もう一度、会社を立ち上げでました。
川井:個人事業主ですか?
樋口:そうですね。
川井:学生から卒業したばかりでどうやって仕事を取ったんですか?
樋口:僕の場合は、前の会社から仕事を頂いたり、頑張って営業して取ってきたという感じです。
川井:営業って大変じゃなかったですか?
樋口:あの当時が、一番大変でしたね。生きていくのに精一杯でしたね。
川井:具体的には、どういう風に営業活動したんですか?
樋口:主に知り合いのツテを使っていましたね。
川井:結構、個人事業主をやりたいっていうエンジニアの方は多いんですが、営業をやりたくないからという理由で、なかなか1歩前に踏み出せない人が多いんですよ。
樋口:仕事柄そうですよね。
川井:普通、営業担当者に新規飛び込みをしろとか新規アポを取れと言っても嫌がるものですし、そんな簡単に案件も貰えないですよ。エンジニアである樋口さんは、相当苦労したんじゃないですか? 
樋口:そうですね、かなり営業は苦手でしたね。
川井:何年ぐらいやっていたんですか?
樋口:個人事業主の期間は半年ぐらいですね。そこから会社を作ったんですけど、最初の1年は受託開発でしたね。
川井:会社を作るきっかけはあったんですか?
樋口:特にはないですね。元々やリたかったので、なるべく早く実現したかっただけですね。
川井:なるほど。なるべく早く法人化したかったんですね?
樋口:そうですね
川井:会社を創りたいとか将来、何かやろうとする動機がって一体どんなことですか?
樋口:1つは自分のやりたい事を実現したかったこと。あと1つは、1回しかない人生だから何か大きい事をしたかったというところですね。
川井:なんかイメージがあったんですか? 例えば、どんな事業でどんなサービスをみたなプランはありましたか?
樋口:サービスまでは考えていませんですが、出来る事が限られていて、そんなにお金が掛からない事や、自分の頭だけで勝負できる環境をと考えたら、Web系の事業というのは必然でしたね。
川井:Web系の事業でやっていけるだけの技術力はその当時からあったんですか?
樋口:いえ、頑張って一から勉強していましたね。
川井:どのように勉強していたんですか?
樋口:手当たり次第やって、行き詰ったら調べて勉強し、問題を解決してという連続でしたね。
川井:なるほど。最初に、勉強し始めた言語はなんですか?
樋口:最初はJavaやPerl、PHPです。
川井:一通りやられているんですね。
樋口:そうでね。VBとかまで幅広くやりましたけど、その辺は全部忘れました(笑)
川井:会社を作られてから、どういったきっかけで受託開発から脱して、新しいメディアを作るところまでこぎつけたんですか?
樋口:現在の主要事業はFoooooという動画検索エンジンなんですけど、それを1人でコツコツ作ってリリースしたところ、かなり反響が良くて海外でも取り上げられたんです。このサービスは、成功するんじゃないかと思い、集中して作っていたんですけど、資金が足らないので、その間もずっと受託開発を続けていました。そんな時、ベンチャーキャピタルの人と会う機会があって、運よくまとまった資金を出資してもらうことができたので、受託をやめて動画検索エンジンFoooooへの一本化ができたのが、大きな要因ですね。
川井:Foooooのアイディアはどういうきっかけで思いついたんですか?
樋口:市場のニーズから汲み取りました。当時、You Tubeとかニコニコ動画とかの、動画系サイトが沢山出てきていたので、それらをまとめて検索できるサイトの需要があると思ったんですよ。
川井:当時はそのようなサイトはなかったんですか?
樋口:ありませんでしたね。
川井:じゃあ初めで作られたんですね。
樋口:多分。世界にもなかったと思います。だから世界で結構取り上げられたんだと思います。
川井:企業秘密ならいいんですけど、特殊な技術とか使っているんでしょうか?
樋口:特殊な部分は、検索の中身とクロールの所ですかね。中でも一番特殊なのはクロールですね。GoogleさんだとWebとは違ってある程度、動画のある場所が決まっていまして、落ちているところに特化してクロールするのが特殊ですね。後は検索エンジンのところで、いかに早く検索結果を出すかですね。
川井:かなり工夫をされたんですね。そういったことはお1人で考えられたのですか?
樋口:基本は1人ですね。
川井:スゴイですよね。確か文系出身ですよね?
樋口:そうですね。文系プログラマですね。
川井:お話しをお聴きしていると、やれば出来るんだって思いますね。ちなみにFoooooは、どれだけの期間で作られました?
樋口:2ヶ月ぐらいで、今のα版はほぼ完成しましたね。ただ今ほどの、精度はありませんでしたけどね。
川井:スゴイですね。他の人と何が違うんですかね?
樋口:多分、“本当にやりたい”かどうかじゃないですか。やろうと思えば人間なんでも出来ると思うんですよ。一歩踏み出す勇気が「ある」か「ない」かだけだと思いますよ。
川井:なるほど。それをやっている時は他の事には脇目も触れずそれに没頭する感じですか?
樋口:そうですね、僕は開発している時が一番楽しいですね。
川井:その頃は家から一歩も出ずって感じだったんですか?
樋口:そうですね。
川井:なるほど。それだけ集中すれば、何でも出来る気がしますね。それは文系の人間には勇気を与えますね。実は僕の時代って、文系出身で女性のCOBOLエンジニアが多くて、汎用機系のニーズがあったんですよ。その後そのニーズはなくなったんですけど、最近は、PHPから覚えたり、いきなりRubyを勉強したりする文系出身者が増えていたりもしますよね。
樋口:今は本当に入りやすくて、特にWebに関してはホームページを作るのも簡単になっていますからね。
川井:今の話だと、アイディアとニーズ、絶え間ない努力の3つをセットにすると、確かに何か出来るような気がしますね。
樋口:そうですね。アイディアとある程度の実力さえあれば出来ますから、ちょうど良い時代に生まれてきた気がします。(笑)
川井:その後Foooooが出来てからはどうですか?
樋口:Foooooを初めてから、菅原さんのところで一緒に働いていた2人を誘って、3人で新しい会社を初めました。
川井:いつ頃、初めたんですか?
樋口:昨年の3月です。
川井:昨年の3月だと、私はその前に菅原さんのところに行っているので、お会いしていたかも知れませんね。
樋口:どうですかね(笑)
川井:他の皆さんは、それぞれどのような技術をお持ちなんですか?
樋口:基本的に開発は、僕しかやってないですね。経営全般を富島が担当して、ファイナンス部門は田中が担当していますね。
川井:IPO準備もそろそろ始める感じですか?
樋口:IPOはまだ早いですね(笑)



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