2008年5月16日
野村克也さんの言葉は正論でいてなおかつ暖かい

野村の流儀.jpg

現楽天イーグルス監督である野村克也さんの「野村の流儀」(人生の教えとなる257の言葉)を買いました。ちょっと前から気になっていた本です。インタビューなんかではちょっと皮肉っぽい気難しそうな親父に見えるかもしれませんが、苦労人である野村さんの言葉は、正論でいてなおかつ暖かいのです。そんな野村克也の側面は見てとれる一冊でした。

いつものお決まりですが、好きなフレーズを書きだしておきます。

 

<プロとは何か>

・プロは技術的な限界を感じてから、本当の戦いが始まるのだ

・自分のセールスポイントは何か、その裏側にある欠点は何か。それを自覚しなければ、一流への道は歩けない

・できななら、できる範囲で一生懸命やりなさい、とは考えない。できないならできるまで練習しなさい。プロなんだから当たり前ではないか

<リーダーとはどうあるべきか>

・組織はリーダーの力量以上には伸びない

・好かれなくても良いから、信頼はされなければならない。嫌われていることを恐れている人に、真のリーダーシップはとれない

<勝負への執念とは>

・大きな舞台になればなるほど、勝負は技術だけにとどまらない。人間そのものの対決になる

・勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

・大勢が横一列に並んでスタートする競争世界で、弱者が人と同じことをやっていては勝てないのは当たり前

・感じる人間が勝ちを制する。感じないことは罪であり、鈍感は人間最大の悪

<こだわりの哲学>

・感性は執念と向上心から湧き出る

<人生をいかに生きるか>

・人間的な成長なくして、技術的な進歩なし

・"アクビ"は伝染するというが、暗い後ろ向きな心も伝染する

13:28

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