2008年4月 2日
入社式とフィッシュストーリー

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今日、4月1日は入社式。各地でリクルートスーツに身を包んだ集団を目撃しました。しかしなんでみんな今後着もしないスーツを買うんざんしょ。

恒例の親会社の入社式に参加し、歓迎の言葉などを話したりもするわけですが、なかなか上手くいかないものです。やはりスピーチの上手さとか話の奥深さなんかは経験だけでなく、その人の人格からにじみ出るものに支配されているんだろうなと反省しきりです。

毎年、いつか、自分の会社の新卒入社式もできるといいなあと思うの日であります。

入社式の前の朝食の時間に、久しぶりに伊坂幸太郎さんの本を完読。今回はまだ文庫になっていない「フィッシュストーリー」です。この表題作の出来は本当に素晴らしいですね。時間をさかのぼる伊坂さん得意の構成や結果、ちりばめられる伏線にうっとりしながら、おおきなテーマが最後の最後でぐさっとくる、なんともいえないストーリーに仕上がっています。短編でこれだけのことが書ける作家っているのですね。

反省と感動。そんな1日でございました。

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2008年3月 3日
「機動戦士ガンダムダブルオー」と「終末のフール」

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久しぶりにほとんど本を読まなかった週末でした。
土曜日はゴルフ、日曜日は仕事とDVDに没頭しておりました。

3月8日(土)は、会社の全社キックオフミーティングがあるため、その準備のための資料作成が結構大変です。。。

合間に、借りてきたDVDを少し見ました。「機動戦士ガンダムダブルオー」の2巻目です。4話分も入っており、結構見ごたえがありました。門前仲町のTSUTAYAには、このシリーズ1巻ずつしか入らないのに結構簡単に借りられるのは、人気がないせいなのか、人口の問題なのか。。。

http://www.gundam00.net/
 
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読み始めたのは、またまた伊坂幸太郎さんの「終末のフール」短編なのですが、いい切り口です。期待がもてそうです。一時期、ノストラダムスの予言騒動で、終末思想が危惧された時代もありましたが、そんな時代にあればよかったなあと思う本ですね。

最終的なコメントは読み終えてからにしておきます。
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2008年2月26日
砂漠

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伊坂幸太郎さんの「砂漠」を読みました。

いやあ、なんというかミステリー作家はやっぱりミステリーに徹した方が光るというのが私の意見です。登場する大学生も普通の大学生とは異なる個性的で超人的なところがあったりするし、ありえないような事件が次々と起こるという感じなのですが、リアリティがあまりないのです。

何故、学生をモチーフにしたのか、ちょっと理解ができませんでした。どこかでそんな話を伊坂さんってしたりしているのかな? それに砂漠って比喩だとは思いますが、いまさらって感じもしますね。

是非、聞いてみたいですね。

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2008年2月18日
この本も映画になるんですな
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伊坂幸太郎さんの「死神の精度」をようやく読みました。
少し前に単行本を買ってあったのですが、先日、文庫が出てちと悔しい思いをしました・・・

伊坂作品としては、構成やテイスト的にはちょっと異色な感じですが、今風な部分をさりげなく盛り込み、エンターテイメントとしてはうまくいっている感じがいたします。

映画はどうなんでしょうね~見てみたいような見たくないような・・・

http://www.shinigaminoseido.jp/
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2008年2月11日
伊坂幸太郎「チルドレン」です

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伊坂幸太郎著「チルドレン」を読みました。

これは伊坂さんにしては珍しい短編集。それもまあ連作的なところがが大なので、ある意味、伊坂作品の真髄なのでしょう。しかし伊坂さんですから基本的にはサスペンスで、少年が犯罪に巻き込まれる話もいかがなものかという意見も出そうですが、娯楽としてみるには微笑ましいですね。

伊坂さんの真の短編って出るものなのか。基本的には、どうも個人個人のストーリーが密接に絡みあう構造で書かれるので、短編集が自動的に連作になってしまうのかもしれません。だって違う長編同士だって繋がってしまっているのですからね。

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2008年2月 4日
伊坂幸太郎著「ラッシュライフ」を読みました。

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伊坂幸太郎著の「ラッシュライフ」を読みました。

これはまた、伊坂さんが元エンジニアだということを露骨に証明する本ですね。
いくつかのストーリーが微妙にずれた時間間隔で平行して進み、最後に見事なまでの合流して1つのストーリーになっていきます。

1つ1つのストーリーを独立させても十分に伊坂ワールドを描くころができそうなストーリーをぜいたくに一度にいくつも読める、そんな感覚の作品です。

この本で、伊坂さんのまた別な1面を見た気もいたします。

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