今日、4月1日は入社式。各地でリクルートスーツに身を包んだ集団を目撃しました。しかしなんでみんな今後着もしないスーツを買うんざんしょ。
恒例の親会社の入社式に参加し、歓迎の言葉などを話したりもするわけですが、なかなか上手くいかないものです。やはりスピーチの上手さとか話の奥深さなんかは経験だけでなく、その人の人格からにじみ出るものに支配されているんだろうなと反省しきりです。
毎年、いつか、自分の会社の新卒入社式もできるといいなあと思うの日であります。
入社式の前の朝食の時間に、久しぶりに伊坂幸太郎さんの本を完読。今回はまだ文庫になっていない「フィッシュストーリー」です。この表題作の出来は本当に素晴らしいですね。時間をさかのぼる伊坂さん得意の構成や結果、ちりばめられる伏線にうっとりしながら、おおきなテーマが最後の最後でぐさっとくる、なんともいえないストーリーに仕上がっています。短編でこれだけのことが書ける作家っているのですね。
反省と感動。そんな1日でございました。