ホーム > Webエンジニア武勇伝
  

サービス&ソリューション

第31回 天野龍司 氏 |株式会社RYUS このエントリーを含むはてなブックマーク
←前のページへ 1 2 3
川井: 今はXOOPSに注力されていますけど、この先やりたいこととかあるんですか?
天野: そろそろ受託開発から抜けたいなというのはあります(笑)
川井: XOOPS Cubeというのは御社のパッケージという位置づけではないんですか?
天野: そうですね、パッケージまではいってないです。今あるものを組み合わせるのと、無い機能はその度に開発して組み合わせて納めてますので、結構手間が掛かってます。
川井: しばらくはこのラインで行こう、という感じなんですか?
天野: そうですね、ジャンル的にはCMSじゃないと強みが出せないと思っていますね。
川井: なるほど。私もホームページの構築がテキストだけで出来ちゃうのが凄いと思うんですけど、レイアウト等もマウスのドラッグ&ドロップで出来たら凄い楽しいだろうなって思うんですけど、実現できそうですか?
天野: Webエンジニア武勇伝 天野龍司氏実は、XOOPSをベースに作られたNetCommonsっていうCMSがあるんですけど、それがVer.2から完全にXOOPSから離れて作り直されてるんですが、それは結構ドラッグ&ドロップだけで出来るようになってますね。
川井: ほおー(驚)。凄いですね!
天野: 正式版は8月11日あたりにリリースらしいです。
川井: PowerPoint感覚で出来るんでしょうか。
天野: あそこまではいかないんじゃないでしょうか。一覧の表示ブロックなんかをドラッグ&ドロップで変更できたりはするようですけど、例えば図や画像の加工をするというのは出来ないです。そこはローカルで作ってアップロードして・・・っていう手順は抜けてないですね。そこが出来たら凄いでしょうけどね。
川井: PowerPointみたいに作れるようになったら、Webサイトを作ってみようかなと思ってるんですが(笑)
天野: 今しばらくはローカルで作ってアップロードして・・・っていう手順は抜けないですね(笑)
川井: でも、だいぶ近づいてきてますね。
天野: そうですね、NetCommonsはこの先面白いかなと思ってまして、動向はずっと観察しつづけてるんです。
川井: なるほど。ところで、天野さんは個人的に将来したいこととか、夢とかありますか?
天野: Webエンジニア武勇伝 天野龍司氏将来的には東京を脱出したいです(笑)東京嫌いなので(笑)前にも一時期東京にいたんですけど、好きになれなかったんですよね。馴染めなくて。人が多すぎて嫌っていう。だから、将来は田舎に行けるといいなと思ってます。
川井: それは仕事をしながら行きたいという感じですか?
天野: 仕事も辞めたいです(笑)
川井: 行くとしたら沖縄とかですか?
天野: 今のところ狙ってるのは山中湖です(笑)富士山好きなんですよ。
川井: 登られたことはあるんですか?
天野: 登るのは駄目ですね(笑)見るのが好きです。やっぱり、見るものですよ富士山は(笑)

川井: 最後に、若い方に「こうして生きていくといい」というメッセージがありましたらぜひお願いします。
天野: Webエンジニア武勇伝 天野龍司氏苦労して会社にコキ使われる必要はないと思うので、やりたくなかったら辞めちゃえばいいと思います(笑)辞めて本当に自分でいい場所に行こうと思ったら、そのままの姿で行ければいいと思うんですけど、努力しないと行けないことってありますよね。そうすると、やりたいことだけやれるようになるために自分で努力できるじゃないですか。そして新しい職場に行けばいいんじゃないかと思います。
川井: そういう状況に自分を追い込む、っていうことですね。
天野: そうですね、「追い込む」でもあるし「追い込まれちゃう」でもあります(笑)自分で追い込もうと思ってもなかなか出来ないでしょう。だから、やりたいことだけやれるように、やりたくないことを続けないために辞めちゃうと。で、辞めると勝手に追い込まれちゃうので、頑張る。頑張って次に行ける、そういう流れでいいんじゃないかと思います。
川井: 逆に、技術が好きでやってて、技術を持ってやっていきたいという人に対してはどうですか?
天野: Webエンジニア武勇伝 天野龍司氏とことん腕を磨いて、どこからでも声がかかるようにしていけば、フリーランスでやっていても多分いくらでも声はかかるんじゃないでしょうか。ただ、そこまで極めるのって凄く大変だと思うんです。100人の中の1人とかにならないと、声かかるところまではいかないと思いますね。
川井: 僕はいつも思うんですけど、例えばプロ野球の選手になるよりかは易しいかと思うんですけど、どのぐらいの難易度っていうのがいいんでしょうね。プロ野球はちょっと行き過ぎかなと思ってるんですが。
天野: それの2軍ぐらい(に行く難易度)はあるんじゃないでしょうか。
川井: レギュラーになれずとも、プロになれるぐらいの力はないと・・・っていうことですよね。やっぱり大変ですよね。
天野: 大変だと思います。それよりかは、技術プラスアルファの部分で付加価値を高めていったほうがニーズは多いんじゃないかと思います。例えば「技術力もあって営業も出来ます」とか、「技術力もあって提案もできます」とか、色んな組み合わせはあると思うんですけど。
川井: 確かにそうですね。
天野: 楽な道かと言われればそうじゃないですけどね(笑)
川井: そうですね(笑)なるほど。改めて、大変面白いご経歴をお持ちですね。
天野: 色々やってきましたねぇ。随分回り道をしたなっていう感じはあります。
川井: いやいやいや、それが今のお言葉に繋がってるんじゃないかと思いますけれども。迷いが無いって言うんでしょうか。
天野: Webエンジニア武勇伝 天野龍司氏実際に追い込まれてきたので(笑)勝手に自分で追い込まれる方に行っちゃってますよね。食えなかった時も、バイトとかすることも出来たんですけど、バイトしたら駄目だなと思ったんですよね。バイトを始めると、当然時間が掛かるじゃないですか。その分、自分で使える時間が削られてしまうので、そっち側(本業)で向上していかないし、それなりにバイトで収入があると安心しちゃうので余計どっちつかずのまま行ってしまうんじゃないかと思うんです。何かやってるけど、食えないからバイトしててどっちもうまくいかないよねっていう。そういう感じの人が周りにいたんですね。もちろん、一番の気持ちとして「バイトしたくない」っていうのもあるんですけどね(笑)
川井: 嫌いなことはやりたくないということですね(笑)
天野: 嫌いなことをやりたくないです(笑)
川井: SOHOのお話は大きなアドバイスですよね。SOHOで苦労して仕事が無くて、ついついアルバイトして失敗したっていう方の話をよく聞きます。
天野: Webエンジニア武勇伝 天野龍司氏ああ、でもそれはやめた方がいいですね。バイトをしちゃうなら、どこかに就職しちゃう。SOHOでやりたいならバイトはやめて、売ろうとしているものだけで勝負していった方がいいと思います。
川井: 就職もつなぎの就職をして短い経歴をいっぱい作ったりしちゃって、そのために見てくれが非常に悪くなっちゃうっていうのもあるんですよね。いざという時「やりたいことと違うこといっぱいやってますよね?」みたいな話になってしまって、企業から見ると「ちょっとこの人は・・・」みたいになってしまうのもマイナスですよね。
天野: 私の履歴書なんか見たら誰も雇ってくれないですね(笑)
川井: いえいえ、天野さんのレベルまでいくと別格ですよ(笑)大変面白いお話を色々お聞かせいただきました(笑)本日はどうもありがとうございました。
天野: Webエンジニア武勇伝 天野龍司氏こちらこそありがとうございました。


←前のページへ 1 2 3
株式会社RYUS
会社社名 株式会社RYUS
http://ryus.co.jp/
設立 2006年7月
代表取締役 天野龍司
資本金 3,000,000円
所在地

〒101-0063
東京都千代田区神田淡路町2-10-6 オークプラザ3F

アクセス JR山手線 「秋葉原」駅 電気街口 徒歩6分
JR中央線 「御茶ノ水」駅 聖橋口 徒歩5分
地下鉄丸の内線 「淡路町」駅 A3出口 徒歩3分
地下鉄都営新宿線 「小川町」駅 A3出口 徒歩3分


実はこの方が紹介者→ Webエンジニア武勇伝 第25回 山本勇氏
次に紹介したのは→ ※現在オファー中!!乞うご期待!!
これを読んだあなたに
オススメの会社は→

株式会社ガイアックス
Web業界で転職したい方、お仕事をお探しの方はこちら!
RubyやRailsに興味がある方は、RoRセミナー情報ページへ!
転職したい方、どんなお仕事があるか知りたい方はこちら

ページ上部へ戻る
 
ホーム